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2006年 03月 07日
どこの国にいても、いちにちがおわりに向かう夕方はやさしい。
空のいろも、風のいろも、海のいろも、人々の表情も、あたたかな粒子で満ちるひととき。 今日はバイクをレンタルし、半日かけて島を一周しました。 多少鄙びてはいるけれど、ペナンは立派なリゾート地、ツーリストも多い。 でも、リゾートの中心を離れれば、ペナンに生きる人々の暮らしがあります。 なにより心打たれたのは、日が傾きかけた時間の漁村の風景。 簡素な木造の家屋のわきでハンモックに揺られる老人、 セパタクローで戯れる少年たち、小さな屋台で談笑するひとびと、 学校帰りらしき子供たちのはしゃぐ姿、舟からひき上げる男たち。 そしてそこには夕方の甘美な匂いが立ち込めていて、 私はひとり、酔いしれました。 毎日、夕陽に包まれるためだけに生きたっていいかもしれない。 何年か後に思い出すペナンの記憶は、きっと夕方のこの風景。
by indian_switch
| 2006-03-07 10:15
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