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2006年 03月 07日
マレーシアに入ってはや6日。
クアラルンプールに5日滞在の後、 いまはペナン島、海辺の小さなゲストハウスでのんびりしています。 常夏の国マレーシア。 私がいままでに訪れた国のすべてが混在しているようなところ。 毎日、なんどもなんども、ああ、知らなかった、と思うことばかりです。 すべての景色が、できごとが、太陽の熱気と共に音をたてて身体に沁み込んできます。 圧倒されたのは町を歩いたときの文化の多様さ。 スカーフで顔を覆ったマレー系の女性、パンジャビスーツのインド系の女性、 ルンギで歩くおじいさんもいれば、日本人とそっくりな華僑の人々。 町中に溢れる言語も、マレー語を中心として、タミル語、ヒンディー語、北京語、 広東語、もちろん英語とさまざまです。 中国語、ヒンディー語、英語、とどれも中途半端な私には心地よい。 マレー語はアルファベット表記というのにも驚きました。 マレー語は、ブルネイ、インドネシア、フィリピンの一部、タイ南部、シンガポールでも使えるとのこと。 インドミュージックが流れているかと思えば、となりでは最新中華POPS。 カレー屋を営むインド人の脇で、マレー人のナシゴレンの屋台。 中国のお茶屋さんもあれば、サリーの布を売るインドのお店もある。 隣国のタイのような東南アジアの町並みのなかで、3つの国が犇めき合う。 公では、マレー人、中国人、インド人、それにボルネオ島のサバ・サワラクを加えて マレーシアには5つの民族がある、とされています。 KLの私のいたGH界隈はネパール人、ミャンマー人などの移民も多かった。 さらに中国人のなかにも福建系、広東系、客家系などさまざまだし、 インド人はほとんどが南インドのタミル系、しかし北インド出身の人にも出会えます。 ボルネオ島などにはインドネシア人や、フィリピン人の移民も多いそうです。 マレー人はほとんどがイスラム教。 中国人は半数以上が仏教(もしくは無宗教)、残りはイスラム教、キリスト教。 インド人は約9割がヒンドゥー教、しかしムスリムだっている。 マレーシアでは宗教の自由が認められていますが、しかし国教はイスラム教。 イスラムでは5行6信によってお酒が禁じられているのは有名ですが、 この国の商店ではビールもウィスキーも売られています。 (ただし、ムスリムには売りませんとの貼り紙つき。) そしてNIESの一員というだけあって、都会っぷりも発揮しています。 タイの延長かと思っていたけど、物価や品揃えは台湾、シンガポール寄りです。 ああーもっとこの国を知りつくしたい、という気持ちでいっぱいです。 目的のない旅はもうできない、という発言は取り消します。 この不思議に溢れかえる世界を、私の細胞にとりこんでゆく作業。 たとえ欲深と罵られようとも、一生やめることができそうにありません。
by indian_switch
| 2006-03-07 15:16
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