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2005年 10月 17日
それはあたりまえのことなのかもしれないけれど 私は たぶんずっと知らなかったから はじめてそうと知ったときとてもびっくりして泣きました。 たとえば、インドにあるインドの人たちの日々の生活。 毎日、朝起きて、チャイをのみ、新聞をめくり、仕事へでかけ、 仕事場には常連のお客さんや仲良しの友人がやってきておしゃべりし、 学校から帰ってきた(もしくは通っていない)子供はお手伝いをする。 お祭りがあれば新しい服を買い、陽気に踊り、歌い、おおいにはしゃぎ、 時には度を越してけんかになることもある。 恋人ができたと浮かれ、別れたといってやけになり、 タバコを吸って恋人に怒られ、酒に酔っ払って母親にしかられる。 映画や音楽やクリケットのゲームに夢中になり、 ごはんをつくり、みんなで食べ、沐浴をし、 誰かが生まれ、誰かが結婚し、誰かが死んだりする。 冗談を言って笑ったり、怒ったり、いたずらをしたり、 やきもちをやいたり、嫉妬したり、 うそをついたり、また、謝ったり、泣いたり、日々うずまく感情がある。 家族や友人とけんかして、和解し、子供の成長を見守り、神に祈る。 そうやってすごしている日々。 遠くに感じていたインド人だけど、 よくみたらわたしたちとかわらない。 なんだか存在がちかくなっていとしくなって。 私はただの旅行者だから どんなにその国を好きになっても、全てを知ることはきっとできないし、 むずかしくてよくわからない。 でも、いまは、いろんなひとが、いろんなふうに生きている不思議、 いろんなふうに違う国なのに、同じ気持ちがある不思議、 あたりまえかもしれないその不思議をもっとみたい。 意味があるのかなんてわからないけど、 もうすこしのあいだは、その「あたりまえのこと」に固執していたい。 朝はみんなにおなじようにやってきて、夕暮れはやはりみんなに美しい。 心からそう思えるように。
by indian_switch
| 2005-10-17 11:29
| インドのこと
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